短期前払費用のトリセツ~最後にして最大の原則

長々と書いてきた、短期前払費用シリーズですが、

今日で最終回にしたいと思います!

→→→今週は、短期前払費用の”トリセツ”

→→→短期前払費用のトリセツ~そもそも前払費用って何よ?

→→→短期前払費用のトリセツ~前払費用の正体

→→→短期前払費用のトリセツ~前払費用と前払金の違い

→→→短期前払費用のトリセツ~使用上の注意

→→→短期前払費用のトリセツ~支払時期は大事


今日は、

短期前払費用特例を使うに当たって、

とても大事な原則を2つご紹介します。


ホントにこれで最後です(笑)。


●継続しなけりゃ意味がない


この特例を使う場合、

原則、途中でやめることはできないと思って下さい。


今年は利益が出たから前払い、

次は赤字だったから前払いはやめ・・・


ということは、当然ながらご法度です。


要するに、

利益調整のために意図的に使っていると判断されれば、

そりゃダメってもんです。


これは、短期前払特例のデメリットでもあります。


例えば、

家賃の年払いを契約し、1年分を前払いしてしまうと、

途中で引越しすることは、原則できませんよね。


さらに、

この短期前払特例、来期の経費の先取りですから、

実は節税効果があるのは、最初の1回目だけ。


次からは、

止めてしまうと、その時点で利益が出てしまいますし、

そもそも継続してないと否認されてしまいますから、

基本的には、続けなきゃいけません。


●重要性の原則


そもそも短期前払特例は、

細かいものまで、全部前払費用として経理処理するのは

事務的に大変でしょう、ということで認められた特例です。


つまり、

本来は、金額的にそんなに「重要でない」ものについて

認められている特例です。



逆に言えば、

その趣旨からすると、この特例を使って節税をしようと

すること自体が、本来の趣旨から外れている、とも言えます。


ただ、

他の要件を満たしていれば、

実務上はあまりそこまでは言われない、というのが

現状です。


ので、節税策としてもけっこう積極的に使われてます。


でも、

根本的にそういう考えがある、というのは

知っておいた方がいいです。


また、

あんまり高額の短期前払特例は

実際に否認されることもあります。


どのぐらいの金額が「重要でない」金額なのかは、

もちろん一概に言えることじゃありませんので、

そのあたりは難しいところではありますが。


重要性の原則、これは大事なポイントです。

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短期前払費用を使った節税 | 2010-09-07(Tue) 08:00:00 | トラックバック:(0) | コメント:(0)
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