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実録!国税局版「踊る大”調査”線2」

では、

昨日の続きです。




■どうして、現場に怒鳴り声が聞こえるんだ!




では、

昨日の川崎汽船事件の続きです。




所得もれと重加算税が取り消されたのは

よかったのですが、そもそもこういった強引な調査は

問題があるんじゃないの?




というわけで、

川崎汽船は、以下の主張をしていたのです。




「原処分庁(注:国税局のこと)が

行った調査手続は不当である」




昨日ご紹介した通り、

会議室で怒鳴られ、確認書は証拠にならないと言われ、

事実と異なる確認書に署名をさせられて、

結果、16億円の所得もれと重加算税を課せられたのです。




個人的には、

川崎汽船の心情も、十分に理解できます。




今回の審判では、

この点についても、判断が下されました。




以下、裁決書より。




「課税処分は、それが全く調査に基づかずにされたか、

又は、調査に重大な瑕疵があるため、

全く調査に基づかずにされたのと

同視し得べき場合に限って、

当該課税処分自体が違法になるものと

解される」




「当該税務調査において、調査担当者の認識に沿う方向に

進めようとして、いささか強引で、威圧的・誘導的な手法に

訴える場面があった様子がうかがえるところである」




「本件の臨場調査は、主に請求人の会議室で

行われており、密室状態で行われたものではなく、

原則として(途中省略)従業員が複数名で調査に

立ち会っていたと認められる」




「当該税務調査が税務職員の権限を背景とした

威圧的な雰囲気の下で行われたとしても、

請求人において組織的に対応できる機会は

十分に存していたものということができる」




「そうであるとすれば、

本件更正処分等に係る税務調査手続をもって、

直ちに違法または不当なものとまでは

いうことができないから、

当該税務調査手続の違法又は不当を理由に、

本件更正処分等を違法又は不当として

取り消すことはできない」




そうです。

結局、16億円の所得もれと重加算税が取り消されたのは、

国税局の調査手続が不当であったからではなく、

あくまで事実と異なっていたから。




強引で、威圧的、誘導的な態度があったことは認めるが、

それだけで、調査全体が無効になることはない、

というのが、国税不服審判所の判断です。




とはいえ、

強引な調査である、と審判所が認めたのも事実。




今後は、

こういった強引な調査に対する世間の目は

厳しくなるでしょう。




明日に続きます。



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税務調査 | 2012-09-11(Tue) 00:00:00 | トラックバック:(0) | コメント:(0)
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