赤が先か、黒が先か<個人編>

最近、ガソリンの暫定税率が、

世の中を賑わせていますが、

それ以上に、税理士の間で話題沸騰(?)な事件があります。


その話をする前に、少し前提となる税金話をしたいと思います。



突然ですが、

「100万円の赤字の翌年に、100万円の黒字になる」のと、

「100万円の黒字の翌年に、100万円の赤字になる」のでは、

どっちが税金が有利だと思いますか???




実はこれ、一緒じゃないんです。

今回の話題には、これが大きく関わっています。

個人と法人でも、微妙に差があります。



今日は個人の話です。
(青色申告事業者を前提にします。)


まず、

「100万円の赤字⇒100万円の黒字になる」パターンですが、

青色申告なら、基本的に赤字は3年間繰り越せますので、

去年の赤字と今年の黒字は相殺できます。




そして、

それは所得税も住民税も事業税も相殺OKなので、

結果的には2年間のトータル利益は0になります。



では、

「100万円の黒字⇒100万円の赤字になる」パターンですが、

これも青色申告を毎年きちんと出していれば、

今年の赤字を、去年の黒字と相殺して、

去年に払った税金を還付してもらうことができます。




ただし!



この場合、還付できるのは所得税だけです。

住民税と事業税にはこの制度はないんです。

というわけで、相殺できるといっても、

この場合には、2年間トータルで完全に0というわけにはいきません。


同じように見えても、ちょっと違うんです。


明日は法人の話を!


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所得税の還付 | 2008-05-14(Wed) 21:00:29 | トラックバック:(0) | コメント:(0)

確定申告後1年以上経過~還付を受ける最終手段!!

今日は、申告期限を過ぎてしまってからの還付申告、最終回です。


まずは、ざっとおさらい。


1.確定申告を全くしていない方の還付申告

→5年間さかのぼって還付申告できます!


2.確定申告をした後で、還付の請求をする場合

→申告期限後、1年間であれば還付申告できます!

→これを「更正の請求」といいます。


では、この2つに当てはまらない人は

もう万事休す・・・なのでしょうか。



実は、最後の奥の手、最終手段があります。

それが「減額更正の嘆願」といわれるものです。



何やら小難しそうな名前ですが、

要するに、



確定申告書を提出した後に、実は還付になることがわかった、

でも、申告期限後とっくに1年以上経ってしまっている、



という場合の還付請求の方法です。


これなら、申告期限後5年以内であれば、

還付請求することができます。



でも、この「減額更正の嘆願」、

今までの還付申告とは決定的に違います。



それは、

原則1年以上過ぎてしまっていて還付できないものについて、

税務署長に「お願い」して、還付してもらえるように「嘆願書」を出す、

という手続きだからです。



つまり、

「還付になるかどうかは、税務署長次第?!」

なんです。



やっぱり原則は、1年以内の「更正の請求」ですから、

それを過ぎてしまうと、本来であれば、還付してもらうことはできません。



ただ、特例中の特例として、

最後にこちらから税務署長に「お願い」する場が設けられている、

というところでしょうか。



実は、こういう方法を紹介しておいてなんですが、

正直、通常の確定申告の場合には、

認められるケースはかなり少ない、と思いますが・・・・・。



「ああ、何かそんな嘆願書出せるんやったなー」

程度に覚えておいてもらえればけっこうです。



ダメもとで出すのは自由ですからね!




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所得税の還付 | 2008-03-19(Wed) 23:41:21 | トラックバック:(0) | コメント:(0)

確定申告提出後の還付申告~更正の請求

今日は確定申告書を提出してしまっている方の還付申告の話です。


確定申告していない方は、

5年間さかのぼって、還付申告することができますが、

確定申告している方は、

1年以内であれば、還付請求することができます。



例えば・・・

個人事業主の方で、


確定申告した後に、医療費の領収証が見つかった、などなど。


平成19年分の還付請求であれば、

来年、平成21年3月15日までに提出すれば、

還付を受けることができます。



この手続きを正式には

「更正の請求」

といいます。



用紙はこのページから印刷できます。
http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/shinkoku/annai/01.htm


ちなみに、

昨日ご紹介した還付申告をした方が、

そのあと、またまた還付になるものを発見した!


というような場合でも、

還付申告の提出後、1年以内であれば、

さらに「更正の請求」が可能です。


申告期限を過ぎても、まだまだあきらめないで下さい!



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所得税の還付 | 2008-03-18(Tue) 21:13:33 | トラックバック:(0) | コメント:(0)

還付申告なら、確定申告期限を過ぎてもあきらめない!

ついに今日で確定申告が終わりましたね。


みなさま、お疲れ様でした!


ただ、中には、
「実はまだ医療費の整理ができてないねん・・・」
というような方もいらっしゃるかもしれません。


そのような方々に朗報です!


実は還付申告というのは、

確定申告期限を過ぎても、提出することができるんです。



どれぐらい過ぎても大丈夫かというと、
5年間は大丈夫です。


つまり、
平成19年分の確定申告であれば、
平成24年12月31日までOKということになります。


また、
今年の12月31日までであれば、
平成15年分以降の還付申告もOK、ということです!


例えば・・・・・
「過去5年分の医療費の領収証がわんさか出てきた!」とか
「生命保険料控除の証明書をどっさり発見!」とか
「ここ数年ずっとおばあちゃんに仕送りしてたのに、扶養に入れてなかった!」とか
「ユニセフの寄付金の領収証をてんこもり発掘!」とか
「離婚したのに寡婦控除入れてなかった!」とか・・・・・


こんな方々は、今からでも頑張って確定申告して下さいね。



ただし・・・
ここでいう「還付申告できる人」というのは、

「その年分の確定申告を全く提出していない人」

ということです。


もう少し具体的に言うと、
中小同族会社の社長さんなどで、
会社の年末調整だけで終わってしまっているような方ですね。


個人事業主の方は、必ず確定申告しますからね。


確定申告書を提出してしまっている方は、
5年間もさかのぼることはできないんです。
そちらの話はまた明日。


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所得税の還付 | 2008-03-17(Mon) 21:47:46 | トラックバック:(0) | コメント:(2)

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