時間軸で考える赤字決算対策【事業年度開始前Part3】

赤字決算対策シリーズ、やってます。


→→→時間軸で考える赤字決算対策【入門編】

→→→時間軸で考える赤字決算対策【事業年度開始前Part1】

→→→時間軸で考える赤字決算対策【事業年度開始前Part2】



事業年度開始前の

赤字決算対策ということで、

昨日は、来期経費の削減について、

役員報酬を取り上げました。



経費削減は他にもいろいろ考えられます。



もちろん、

細かい経費削減も大事です。



「チリつも」の精神を忘れてはいけませんが、

まずは、やっぱり削減効果の大きいところから

手を付けた方がいいですよね。




経費は、

大きく分けると、

売上に比例して増減する経費と

売上に関係なくかかる経費の2種類に分かれます。



前者が変動費で、後者が固定費ですね。



固定費は、極端な話、

売上が0でもかかる経費、ということになります。



削減するなら、まず固定費からです。




例えば、家賃。



事業年度が始まる前に、

家賃の安いところに移れば、

来期は1年分の家賃削減効果が出てきます。



こういうことは、

事業年度の途中でも、もちろんできるんですが、

決算単位で結果を出そうとすると、

事業年度の開始に合わせて実行するのがベストです。




減価償却費も固定費ですね。



これは赤字なら減価償却しなきゃいいじゃん、

という意見もあると思いますが、

金融機関が見ればすぐにわかります。



要は、減価償却のもとになる固定資産を

なくしてしまえばいい、ということです。




例えば、

車なら、社長が会社から買い取ってしまいます。



社長借入金と相殺すれば、

実際の資金負担はなくても大丈夫です。



こうすれば、

決算書から車が消え、減価償却費もなくなります。





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赤字決算対策 | 2009-11-27(Fri) 08:00:00 | トラックバック:(0) | コメント:(0)

時間軸で考える赤字決算対策【事業年度開始前Part2】

では、昨日の続きです!


→→→時間軸で考える赤字決算対策【入門編】

→→→時間軸で考える赤字決算対策【事業年度開始前Part1】



事業年度開始前の赤字決算対策は、

主に2つでした。



●来期の経費を先取りして、今期に計上しておく


●来期の経費削減の準備をする




今日は、2つめ。


来期の経費削減の準備です。



来期が赤字だとわかっていれば、

当然、経費削減の準備を早目に

始めないといけません。



代表格は、役員報酬でしょう。



役員報酬は、

いつでも自由に金額を変えられるわけじゃありません。



原則、事業年度開始から3ヶ月以内の時期に、

1回だけ変更が認められています。



”3ヶ月以内”なので、

事業年度開始月から変更しなくても別にいいんですが、

早く変更した方が、経費削減の効果は大きくなります。



事業年度開始前なら、

来期の1ヶ月目から、役員報酬の減額ができます。




減額しても手取り額はなんとか維持したい、

という場合には、

役員借入金を返済してもらって下さい。




ただし、

資金繰りが厳しければ、それもガマンするしかありませんが。



役員借入金がない場合で、手取りを維持したい場合。



この場合は、

一時的に、会社からお金を借りるしかありません。



ただし、

決算書に役員貸付金があると、

金融機関は嫌がります。




融資は受けにくくなりますので、

緊急事態以外は、やめておいた方が無難です。




来期の経費削減準備、

明日に続きます!






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赤字決算対策 | 2009-11-26(Thu) 08:00:00 | トラックバック:(0) | コメント:(0)

時間軸で考える赤字決算対策【事業年度開始前Part1】

今週は、赤字決算対策!


→→→時間軸で考える赤字決算対策【入門編】



昨日は、

対策を行う時期によって、

赤字決算対策を5つに分類してみよう、

ということでした。



今日は、

「事業年度の開始前」の

赤字決算対策です。




事業年度の開始前?


まだ事業年度始まってないのに?



と思われるかもしれませんが、

何事も対策は思い立ったが吉日です。



この時期にできる赤字決算対策としては、

大きく2つあります。



●来期の経費を先取りして、今期に計上しておく


●来期の経費削減の準備をする





まず、

1つめは、「来期経費の先取り」。



事業年度開始前に、

来期は赤字だ、という予想ができるとき。



この時期は、

まだ当期の決算も締めきっていませんので、

調整が可能です。



というわけで、

当期決算で未払経費で計上できるものは、

全て当期に入れてしまいます。




少しでも、来期の経費を減らすためです。



来期にパソコンを買い替えないとなー、

というような場合も、

できれば、今期中に買ってしまって、

少額資産で今期に落として下さい。



その他、

不良債権、不良在庫、固定資産の除却、

などなど、マイナス要素は全て洗い出して、

今期中に膿を出してしまうことです。




逆に、

売上は、締め日の関係で来期に回せるものは、

来期の売上にするのも1つです。


(もちろん、粉飾ではなく、正しい会計処理の下に、です)



2つめの対策は、明日です!






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赤字決算対策 | 2009-11-25(Wed) 08:00:00 | トラックバック:(0) | コメント:(0)

時間軸で考える赤字決算対策【入門編】

今週は、

具体的な赤字決算対策をご紹介していきたい、

と思います。



前振りの話はこちら

→→→粉飾の誘惑に負けるな!

→→→赤字決算対策、その前に・・・



一般的には、

これまで節税対策、というのが

世の中の脚光を浴びてきました。




でも、

全体の7割が赤字、という状態になると、

これからは、赤字決算対策を重視しないといけなくなります。





赤字決算対策といっても、

会社によって、その状況はまちまちです。



そこで、

わかりやすくタイプ別に分けてみるとするなら、

1つは、対策を行う時期、で分けられるんじゃないか、

と思います。




●事業年度の開始前


●事業年度の開始直後


●事業年度の途中


●事業年度の終了直前


●事業年度の終了後




タイミングという点で考えると、

この5つに分けられますね。




事業年度の開始前や開始直後、というのは、

今までの流れからいって、

このままいけば、今期は確実に赤字、

と先が読めるとき。



このパターンでは、

まだまだ時間に余裕がありますので、

微に入り細に入り、といった対策じゃなく、

もっと根本的な対策が打てます。




事業年度の途中に、

今期ちょっと雲行きが怪しくなってきたな、

となると、事業年度の最初に立てた方針を

軌道修正しないといけなくなります。




事業年度の最初よりは、

選択肢が狭まるかもしれませんが、

この場合もまだ時間には少し余裕があります。




これが、

事業年度の終了直前になってくると、

ますます時間に余裕はなくなってきます。



じゃあ、

事業年度が終わってしまうと、

もう何も手を打てないか、というと

そうでもありません。



決算修正項目だけでも、

黒字に持っていける場合もあります。



というわけで、

明日以降、パターン別に具体的対策を考えていきます!





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赤字決算対策 | 2009-11-24(Tue) 08:00:00 | トラックバック:(0) | コメント:(0)

赤字決算対策、その前に・・・

赤字決算対策を考えよう!

ということで、

その前に、昨日は粉飾の話をしました。



今日は本題!

の前に、もひとつお話。



赤字決算を何とか黒字にしたい、

のは誰しも同じだとは思いますが、

(しつこいようですが、もちろん合法的にですよ)



じゃあ、何のために黒字にしたいのか、

というところを最初によくよく考えてみて下さい。





金融機関に出さないとダメだから?


赤字じゃ借入ができないから?


何となく赤字より、黒字の方がいいから?




ホントにそうなんですか???




ホントに赤字で金融機関に決算書出したらダメなんですか?


ホントに赤字なら借入できないんですか?


ホントに赤字はダメなんですか?



ってことです。




赤字決算を何とか黒字に持っていける

としても、それは必ずしもメリットばっかりとは限りません。




それがデメリットになることもあります。



例えば、

今期の費用を来期に繰り延べることで、

今期の決算が黒字にできたとしても、

それは来期の経費が増える、ということを意味します。



要は先延ばしにしただけ、です。



逆に、今期で膿を出し切って、

来期からは必ず黒字にします、

という方がいい場合もあります。




赤字決算対策を考える前に、

ちょっと立ち止まって一歩引いて、

本当にそれが意味のあることなのか、

それを考えることも必要かな、と思います。





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赤字決算対策 | 2009-11-20(Fri) 08:00:00 | トラックバック:(0) | コメント:(0)

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