合同会社とは何ぞや?
では、
今日も、合同会社の話を少々。
■低価格で作れるのは魅力だが
昨日は、
合同会社なら、10万円以下で設立できる、
ということでしたね。
では、
その合同会社って何ぞや?
ということですが。
出資者の有限責任は、
株式会社と同じですが、
利益配分を自由に決められるなど、
合名会社・合資会社の特徴も
持ち合わせています。
両者の中間、という感じです。
合同会社のメリットを簡単にまとめると、
以下のようになります。
ただし、
みなさん、たぶん合同会社と聞いても
あまりピンとこないと思いますが、
結局そういうことです。
少しは増えているのかもしれませんが、
あまり広まってませんので、
社会的な信用度は、株式会社より
落ちると思います。
単に設立費用が安いから、
といって選ぶものではないですから、
慎重に考えて下さい。
後から、
株式会社へ組織変更することもできますが、
もちろんまた登記費用がかかりますので、
あしからず。
今日も、合同会社の話を少々。
■低価格で作れるのは魅力だが
昨日は、
合同会社なら、10万円以下で設立できる、
ということでしたね。
では、
その合同会社って何ぞや?
ということですが。
出資者の有限責任は、
株式会社と同じですが、
利益配分を自由に決められるなど、
合名会社・合資会社の特徴も
持ち合わせています。
両者の中間、という感じです。
合同会社のメリットを簡単にまとめると、
以下のようになります。
●設立費用が安い
●出資割合に関係なく、利益配分できる
●役員任期がない(変更登記不要)
●決算公告義務がない
(念のため、株式会社にはあります)
ただし、
みなさん、たぶん合同会社と聞いても
あまりピンとこないと思いますが、
結局そういうことです。
少しは増えているのかもしれませんが、
あまり広まってませんので、
社会的な信用度は、株式会社より
落ちると思います。
単に設立費用が安いから、
といって選ぶものではないですから、
慎重に考えて下さい。
後から、
株式会社へ組織変更することもできますが、
もちろんまた登記費用がかかりますので、
あしからず。




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10万円で作れる会社がある?
では、
昨日の続きです。
■株式会社以外なら・・・
というわけで、
株式会社を作るには、
資本金以外に、最低でも20万円以上はかかる、
ということになります。
でも、これは「株式会社」の場合。
「株式会社」以外の会社でも良ければ、
もっと安くで設立することができます。
それが、合同会社です。
合同会社の場合の設立費用は、こちら。
株式会社の半分以下の費用で、
設立ができます。
合同会社の場合、
公証人に定款を認証してもらう、
という作業がありません。
なので、
株式会社と違って、
定款認証手数料の5万円が要りません。
また、
登録免許税も、株式会社より
9万円も安いんです。
合同会社の場合にも、
専門家に頼めば、電子定款で印紙不要、
という特典がありますから、
実質、作成手数料込みで10万円以下で
できてしまいます。
昨日の続きです。
■株式会社以外なら・・・
というわけで、
株式会社を作るには、
資本金以外に、最低でも20万円以上はかかる、
ということになります。
でも、これは「株式会社」の場合。
「株式会社」以外の会社でも良ければ、
もっと安くで設立することができます。
それが、合同会社です。
合同会社の場合の設立費用は、こちら。
●定款認証手数料 0円
●収入印紙 4万円
●登録免許税 6万円
●合計 10万円
株式会社の半分以下の費用で、
設立ができます。
合同会社の場合、
公証人に定款を認証してもらう、
という作業がありません。
なので、
株式会社と違って、
定款認証手数料の5万円が要りません。
また、
登録免許税も、株式会社より
9万円も安いんです。
合同会社の場合にも、
専門家に頼めば、電子定款で印紙不要、
という特典がありますから、
実質、作成手数料込みで10万円以下で
できてしまいます。




会社設立はホントに1万円でできるの?
今日は、
会社設立の話。
■会社設立のカラクリ
たまに、
「会社設立1万円」みたいな広告を
見かけることがあります。
でも残念ながら、
これは決して、総額1万円で
会社が作れる、ということではないんです。
株式会社の場合、
以下のような実費が必要になります。
全部自分で手続きをすると、
上の料金が必要なわけです。
もちろん、
上記と別に、資本金も要りますね。
ただし、
専門家に頼んだ場合、
電子定款で収入印紙の4万円が要らなくなる、
というメリットがあります。
報酬が4万円以下に設定されていれば、
自分でするより安い、という話です。
「会社設立1万円」というのは、
その報酬が1万円、ということです。
明日に続きます!
会社設立の話。
■会社設立のカラクリ
たまに、
「会社設立1万円」みたいな広告を
見かけることがあります。
でも残念ながら、
これは決して、総額1万円で
会社が作れる、ということではないんです。
株式会社の場合、
以下のような実費が必要になります。
●定款認証手数料 5万円
●収入印紙 4万円
●登録免許税 15万円
●合計 24万円
全部自分で手続きをすると、
上の料金が必要なわけです。
もちろん、
上記と別に、資本金も要りますね。
ただし、
専門家に頼んだ場合、
電子定款で収入印紙の4万円が要らなくなる、
というメリットがあります。
報酬が4万円以下に設定されていれば、
自分でするより安い、という話です。
「会社設立1万円」というのは、
その報酬が1万円、ということです。
明日に続きます!




株式会社か合同会社か!ご注文はドッチ?(って古いか・・・)
では、昨日の続きです!
法人の設立の話でしたね。
昨日の料金比較をみて、
「合同会社、安いやん!」
とたぶん思われたと思うのですが、
じゃあ、ここで、
「だから、合同会社の方がお得ですよ!」
と単純にはおすすめできないんですよね。
確かに、
設立費用は安く済みます。
少しでも、
最初の出費は抑えたい、
という方にはいいのかもしれません。
でも・・・・・・
それだけなんです。
良くも悪くもそれだけです。
まあ、
それだけです、といったら、
語弊があるかもしれませんけど、
少なくとも、
税金的に見ると、合同会社の他のメリットというのは、
特にないんです。
合同会社にしたから、
何か税率が優遇されるとか、
特別な税制措置が受けられるとか、
そんなことは全然なく、全く株式会社と同じ扱いです。
もちろん、
合同会社には、株式会社と違った自由な内部運営が
認められていたり、出資比率と無関係に利益配分できたり、
といったメリットもあります。
そういうメリットを享受できる方には、
おススメの制度ですが、
そうでなければ、設立費用の安さだけで、
判断すべきではないと、思います。
実際、
僕の周りでも、合同会社というのをあまり見かけません。
そのあたりを踏まえて、選択してみて下さい。
(これは一般的、個人的意見ですので、
別に、合同会社に断固反対!というわけではありませんよ!)
法人の設立の話でしたね。
昨日の料金比較をみて、
「合同会社、安いやん!」
とたぶん思われたと思うのですが、
じゃあ、ここで、
「だから、合同会社の方がお得ですよ!」
と単純にはおすすめできないんですよね。
確かに、
設立費用は安く済みます。
少しでも、
最初の出費は抑えたい、
という方にはいいのかもしれません。
でも・・・・・・
それだけなんです。
良くも悪くもそれだけです。
まあ、
それだけです、といったら、
語弊があるかもしれませんけど、
少なくとも、
税金的に見ると、合同会社の他のメリットというのは、
特にないんです。
合同会社にしたから、
何か税率が優遇されるとか、
特別な税制措置が受けられるとか、
そんなことは全然なく、全く株式会社と同じ扱いです。
もちろん、
合同会社には、株式会社と違った自由な内部運営が
認められていたり、出資比率と無関係に利益配分できたり、
といったメリットもあります。
そういうメリットを享受できる方には、
おススメの制度ですが、
そうでなければ、設立費用の安さだけで、
判断すべきではないと、思います。
実際、
僕の周りでも、合同会社というのをあまり見かけません。
そのあたりを踏まえて、選択してみて下さい。
(これは一般的、個人的意見ですので、
別に、合同会社に断固反対!というわけではありませんよ!)




今日から開業手続、法人編ですよ~その前に・・・
個人の開業届出特集が一段落しましたので、
今日からは法人についてです。
法人は、個人と違い、
開業の届出をする前に、
まず、法人を設立しないといけませんね。
届出の前に、
そのあたりの事情を簡単に書いてみたいと思います。
まず、法人を作る場合。
昔は、株式会社か有限会社か、という選択でした。
(他にも、合名会社や合資会社、などもありますけど、
あんまりメジャーではないですし、
僕自身、正直あまり知らないので(汗)、省略します)
株式会社の場合は、資本金1,000万円以上、
有限会社の場合は、資本金300万円以上
で設立ができました。
それが、会社法の施行によって、
資本金が1円からでも株式会社が作れるようになり、
新しく有限会社を作ることはできなくなりましたよね。
その代わり、といっては何ですが、
新しく、「合同会社」というものができました。
ここでは、
とりあえず、そういう新しい形態の組織が
できたんだ、と思って下さい。
で、
ウダウダ言う前に、
やっぱり一番気になるのは、
設立費用ですよね(笑)。
司法書士さんとか行政書士さんとかに頼んだ場合、
だいたいの相場で言うと、
株式会社・・・・・25~30万円ぐらい?
合同会社・・・・・10万円前後?
といった感じでしょうか。
(もちろん、もっと安いところもあるかもしれませんが)
じゃあ、自分で設立手続きを全部やったら、
0円かというと、そうではないんです。
自分でやっても、結局25万円ぐらいはかかります。
(もちろん、資本金は別ですよ!)
それは、
登録免許税や定款認証代など、
誰がやっても必要な費用がほとんどだからです。
なおかつ、
専門家なら印紙税が免除される手続きができるのに、
自分でやると、それができなかったりしますので、
結局あんまり変わらなくなってしまうんです。
続きはまた明日!
今日からは法人についてです。
法人は、個人と違い、
開業の届出をする前に、
まず、法人を設立しないといけませんね。
届出の前に、
そのあたりの事情を簡単に書いてみたいと思います。
まず、法人を作る場合。
昔は、株式会社か有限会社か、という選択でした。
(他にも、合名会社や合資会社、などもありますけど、
あんまりメジャーではないですし、
僕自身、正直あまり知らないので(汗)、省略します)
株式会社の場合は、資本金1,000万円以上、
有限会社の場合は、資本金300万円以上
で設立ができました。
それが、会社法の施行によって、
資本金が1円からでも株式会社が作れるようになり、
新しく有限会社を作ることはできなくなりましたよね。
その代わり、といっては何ですが、
新しく、「合同会社」というものができました。
ここでは、
とりあえず、そういう新しい形態の組織が
できたんだ、と思って下さい。
で、
ウダウダ言う前に、
やっぱり一番気になるのは、
設立費用ですよね(笑)。
司法書士さんとか行政書士さんとかに頼んだ場合、
だいたいの相場で言うと、
株式会社・・・・・25~30万円ぐらい?
合同会社・・・・・10万円前後?
といった感じでしょうか。
(もちろん、もっと安いところもあるかもしれませんが)
じゃあ、自分で設立手続きを全部やったら、
0円かというと、そうではないんです。
自分でやっても、結局25万円ぐらいはかかります。
(もちろん、資本金は別ですよ!)
それは、
登録免許税や定款認証代など、
誰がやっても必要な費用がほとんどだからです。
なおかつ、
専門家なら印紙税が免除される手続きができるのに、
自分でやると、それができなかったりしますので、
結局あんまり変わらなくなってしまうんです。
続きはまた明日!



