ある月次監査でのひとコマ~交際費の正体(前編)

税理士 「社長、何か今年、交際費増えてますね」


社長   「そうかなあ、なんぼぐらいあります?」


税理士 「今、ちょうど6ヶ月経ったところですけど、

      250万円ぐらいありますよ」


税理士 「このままいったら、年間500万円ですよ、

      ちょっと多くないですか??」


社長   「多いですかね、でもそんなもんでしょ?」


税理士 「年間400万円超えたら、超えた分は全額経費にならないですからね。

      400万までの部分も9割しか経費にならないんですけど。

      まあどっちにしろ、少ないに越したことないです。」



  (なんか、あやしいので、領収証をみせてもらうことに・・・)



税理士 「社長、経費の領収証綴り、見せてもらえますか?」


社長   「いいですよ」



  (パラパラ領収証をめくりながら、1枚の領収証に目が止まる)



税理士 「社長、この領収証、飲食代みたいですけど、お一人様って書いてますよ!」


社長   「えっ?! そうやったっけ。」


税理士 「これ、社長の食事代でしょ? これは交際費にはできないですよ。

      社長に対する賞与になっちゃうから、経費にはならないです」

社長   「そうなん?厳しいな~。」



  (また、パラパラめくっていくと、今度は・・・)



<続く>

       

      

このエントリーをはてなブックマークに追加 Add to Google Subscribe with livedoor Reader My Yahoo!に追加    
ちょっとした会話形式の読み物 | 2008-06-26(Thu) 20:03:16 | トラックバック:(0) | コメント:(0)

返信用封筒には気を付けろ!の巻

プルルルル・・・・・・



会計事務所 「もしもし、×××会計事務所でございます。」



××税務署 「はい、こちら××税務署、法人課税第×部門、××と申します。」



会計事務所 「はい、いつもお世話になります。」



××税務署 「あの、先日先生から送って頂きました××会社さんの申告書なんですが・・・」



会計事務所 「ええ、何か不備でもありましたか?」



××税務署 「あの、控用の返信用封筒は入れて頂いているのですが、料金不足でして・・・」



会計事務所 「はー、そうなんですか。」



××税務署 「はい・・・。80円切手を貼ってもらってるんですけど、料金は90円になるんです。」



会計事務所 「そうですか、すいませんでした。

         じゃあ、こちらに着いたら、料金不足分払っておきます。」



××税務署 「いえ、そうじゃなくて、このままでは料金不足でお送りできないんです。」



        「取りに来て頂くか、10円切手を私宛てに送るかして下さい。」



会計事務所 「・・・・・」




(結局、80円切手を貼って、10円切手を送りました・・・・・。


これからは、よ~く重さを量るようにします。でもなんだかなー。


府税事務所や市役所なんかは、返信用封筒忘れてても送ってくれるのに・・・。)






        






このエントリーをはてなブックマークに追加 Add to Google Subscribe with livedoor Reader My Yahoo!に追加    
ちょっとした会話形式の読み物 | 2008-06-17(Tue) 20:02:02 | トラックバック:(0) | コメント:(0)

決算対策でのひとコマ~税金を減らすために・・・

昨日からの続きです。


税理士「社長、税金さえ減れば後はどうでもいいんですか!

     そんなことしてたら、会社潰れますよ!」


社長「いや、税金さえ減ればいいでしょ。

   これで税金が100万でも200万でも減れば。」


税理士「社長、よーく考えて下さいよ。

     このままいったら、消費税除いて、500万円の税金がかかりますよね。」


    「じゃあ、今から500万円経費使うとしましょうか。

    そしたら、税金はいくら減ると思います?」


社長「さあ、300万か400万ぐらい減るんじゃないんですか」


税理士「いえ、500万円の経費を使っても、減らせる税金は

     せいぜい200万円ぐらいです。」


    「法人税やその他もろもろの税率を合わせて、

     だいたい30~40%ぐらいだからです。」


    「ということは、500万円の税金を減らすためには、

    どれだけ経費がいるか。1,250万円の経費がいるんですよ。」


社長「はあ・・・・・」


税理士「じゃあどっちが得か、考えてみて下さい。

     1,250万円使って税金を0にするのと、そのまま税金500万円を払うのと。」


社長「そりゃまあ、そう言われたら、税金500万円払う方が得かもしれんけど・・・・・」
    

税理士「それに社長。それだけ経費使っても、消費税はそんなに変わらないことも

     ありますからね。特に、決算賞与なんかは、消費税関係ないですからね。」


    「それだけ無駄遣いしてしまったら、消費税も払えなくなりますよ。

     社長、とにかくもう1回よ~く考えて下さい。」


社長「う~ん、そうですか。わかりました。」



~次の日~


プルルルルルル。


税理士「もしもし。あっ社長ですか。どうですか。昨日の件。」


社長「先生、あれから考えたんですけど、やっぱり税金は払いたくないですわ。」


   「なんか脱税と節税の中間みたいな、うまいこといく方法考えてもらえません?」


税理士「ハァ・・・・・・・・。社長、あのねー・・・・」


このエントリーをはてなブックマークに追加 Add to Google Subscribe with livedoor Reader My Yahoo!に追加    
ちょっとした会話形式の読み物 | 2008-04-17(Thu) 21:50:01 | トラックバック:(0) | コメント:(0)

とある会社の、決算打ち合わせ風景

決算前のとある会社。


社長「先生、もう決算1ヶ月前なんですけど、

   今期けっこう利益出そうなんですよねー。」


税理士「そうですね。この調子だと、500万円ぐらいは
  
    税金かかってきそうですね。あっ、消費税も入れたら
 
    700万円ぐらいですね。」


社長「えっ?!700万円ですか!そんなん絶対払いたくないですよ。

   じゃあ、もっと経費つかいますわ。」


社長「そしたら、社員旅行行きますわ。社員旅行って経費に落ちますよね。」


税理士「ええ、まあだいたい1人10万円以内、4泊5日以内っていうのが

    1つの目安にはなってますけどね。」


社長「じゃあ、そうしよう。それに、この応接のソファーも前から

   買い換えたいと思ってたんですよ。

   他にも買いたいものあるから、ちょうどええわ。」


  「1個あたり30万円未満やったら全部経費で落ちるんでしたっけ。」


税理士「ええ、そうですよ。」


社長「交際費ももっと使いますわ。1ヶ月あったらだいぶ使えるやろ。」


社長「先生、決算賞与って経費に落ちますよね。」


税理士「社長はダメですけど、従業員は経費になります。」


社長「先生、今から車買ったら全部経費になります?」


税理士「いやなりませんよ。いったん資産計上してから、減価償却です。

    今からやったら1ヶ月分しか計上できないんで、大した経費にはならないです。」


社長「先生、他にはなんかないですか?」


税理士「・・・・・・・・・・・・・」


(続く)

このエントリーをはてなブックマークに追加 Add to Google Subscribe with livedoor Reader My Yahoo!に追加    
ちょっとした会話形式の読み物 | 2008-04-16(Wed) 21:06:44 | トラックバック:(0) | コメント:(0)

Copyright © ★★★一生懸命頑張る個人事業主・中小企業を応援します!★★★ All Rights Reserved. Powered By FC2. 
Template Desingned by とほほニュース